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星を見るとき、未来を当てるためでも、性格を決めつけるためでもありません。
マナクレラで星を使うのは、「その人が、どんな無理をしやすいか」を知るためです。
無理をしている人ほど、自分では気づいていません。
頑張っているつもりもない。
耐えている自覚もない。
ただ、当たり前のように続けている。
でも身体は、ちゃんと反応しています。
呼吸が浅くなる。
内臓の動きが鈍る。
緊張が抜けにくくなる。
星を見ると、そういう傾向が、とても分かりやすく現れます。
例えば、考える力が強い人。
頭で整理するのが得意で、理由を探すのが早い。納得してから動きたいタイプ。
このタイプは、身体の違和感を「まだ大丈夫」「気のせい」で処理しやすい。
無理をしているのではなく、後回しにしているだけ、と思っている。
また、責任感が強く、周りをよく見ている人。
空気を読むのが自然で、求められている役割を無意識に引き受けてしまう。
このタイプは、限界まで来てから初めて不調として出ることが多い。
星は、「あなたはこういう人です」と決めつけるためのものではありません。
「こういう無理を、しやすいかもしれませんよ」と、教えてくれる地図のようなもの。
ヒーリング整体をしていると、星に出ている傾向と、身体の反応がぴったり重なることがあります。
考えすぎる人は、呼吸が上に集まりやすい。
我慢しやすい人は、お腹の動きが止まりやすい。
それを知っているだけで、整え方は変わります。
頑張らなくていいところが分かる。
力を抜くタイミングが見えてくる。
星は、無理をさせるための指針ではありません。
無理に気づくための道具。
身体と心が、同じ方向を向くためのヒントです。
無理しやすい人ほど、本当は、とても繊細で、調整力を持っています。
星を通してそれを知ることは、自分を責める材料ではなく、自分を守る材料になる。
マナクレラで星を読むのは、そのためです。
施術家として長く続けていく中で、できることは増えてきました。
身体の反応が分かるようになったり、変化の兆しを感じ取れるようになったり。
でも同時に、「やらない」と決めてきたことも、少しずつ増えています。
私は、無理に変えません。
急がせません。
答えを与えません。
「ここが原因です」と断定することもしません。
「こうすれば良くなります」と約束することもしません。
それは冷たさではなく、身体への敬意です。
不調があると、どうしても誰かに導いてほしくなります。
正解を教えてほしくなります。
安心できる言葉がほしくなります。
でも、施術家ができることには限界があります。
その人の身体が選ぶタイミング。
その人の内側で起きていること。
それを、こちらの都合で動かすことはできません。
だから私は、「良くしてあげよう」と力を入れすぎないようにしています。
良くなってほしい気持ちが強すぎると、身体は、その期待に応えようとしてしまう。
本来の反応ではなく、“期待に合わせた反応”が出てしまうことがあるから。
私は、身体が黙っている時間を邪魔しません。
反応が出ないことを、失敗だと扱いません。
何も起きていないように見える時間も、身体にとっては、とても大切な調整の時間。
答えを急ぐ人ほど、この「間」を不安に感じやすい。
でも私は、その不安を埋めるために、言葉を足しすぎないようにしています。
説明しすぎない。
意味づけしすぎない。
評価しすぎない。
施術家として、「何かをする」ことよりも、「余計なことをしない」ことのほうが、ずっと難しい。
それでも、やらないと決めているからこそ、身体は、自分の力を使い始めます。
ヒーリング整体は、施術家が主役になる場ではありません。
主役は、その人の身体。
私はただ、その力が働けるように、静かな環境を整えているだけ。
それが、施術家として、私が「やらない」と決めていることです。
セルフケアというと、何をしたらいいのか、何を足したらいいのか、そう考える人が多いように感じます。
ストレッチ。
呼吸法。
食事。
睡眠。
もちろん、それらはどれも大切です。
でも私がセルフケアでいちばん大切にしているのは、「何をするか」よりも、「どう向き合っているか」。
セルフケアを、“整えるための作業”にしてしまうと、それは義務になります。
ちゃんとできているか。
足りているか。
サボっていないか。
そうやってチェックが増えるほど、身体はまた緊張していきます。
私が大切にしているのは、セルフケアを調整ではなく、対話にすること。
今日は、どんな感じか。
今、何を嫌がっているか。
逆に、何なら受け取れそうか。
その問いに、はっきり答えが返ってこなくてもいい。
ヒーリング整体の考え方は、セルフケアにもそのままつながっています。
無理に変えない。
急がせない。
良くしようとしすぎない。
疲れている日は、何もしないことがいちばんのケアになることもあります。
呼吸が浅い日は、整えようとするより、気づくだけで終わることもあります。
真面目な人ほど、セルフケアを「ちゃんとやるもの」にしがちです。
でも、セルフケアは成果を出すためのものではありません。
自分とつながり直すための時間。
うまくできたかどうかより、少しでも自分の身体と一緒にいられたか。
それだけで十分です。
私自身も、完璧なセルフケアなんてできていません。
できない日もあるし、何もしたくない日もある。
でも、それを責めなくなったときから、整いは、ずっと戻りやすくなりました。
セルフケアで大切にしていることは、頑張らないことではありません。
信じようとしないことでもありません。
ただ、自分の身体と、敵対しないこと。
それだけで、身体は、ちゃんと応えてくれます。
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