受付時間: 9:00~22:00
定休日: 火曜日・水曜日
整いが一時的に起きる人と、時間が経っても戻りにくい人。
ヒーリング整体を続けていると、その違いは、少しずつ見えてきます。
整いが定着する人に、特別な才能があるわけではありません。
意識が高いわけでも、努力家というわけでもない。
共通しているのは、とてもシンプルな特徴です。
それは、「戻ってもいい」と知っていること。
体調が少し崩れる日があっても、前みたいに全部ダメだと思わない。
疲れが出ても、自分を責めすぎない。
整いが定着する人は、波があることを前提にしています。
良い状態をずっとキープしようとしない。
完璧を目指さない。
その代わり、戻る場所を、身体が覚えている。
ヒーリング整体の施術中でも、定着していく人は、反応に一喜一憂しません。
今日は静かだった。
今日はよく分からなかった。
それでも、それをそのまま受け取れる。
整いが定着する人は、「意味づけ」を急がない傾向があります。
なぜこうなったのか。
これは良いのか悪いのか。
そうやって判断を急がない。
身体の変化を、ただの現象として扱える。
それが、結果的に、身体に安心を与えています。
整いが定着する人は、自分の身体をコントロールしようとしません。
管理しない。
監視しない。
修正し続けない。
代わりに、付き合っている。
今日はこうなんだな、と。
その姿勢が、整いを日常にしていきます。
整いは、特別な状態ではありません。
何度でも戻れる、いつもの場所。
整いが定着する人は、そこへ戻る道を、ちゃんと身体に覚えさせています。
施術をしていると、変化の出方には、はっきりと違いがあります。
触れた瞬間に、呼吸が変わる人。
身体が大きく反応する人。
その場で「楽になった」と分かる人。
一方で、施術中はほとんど変化を感じない人もいます。
何も起きていないように見える。
本人も、「よく分からない」と言う。
そういうとき、「この人は変わりにくいのかな」と心配されることがあります。
でも、ヒーリング整体を続けていると、実は逆だと感じる場面が多い。
すぐ変わらない人ほど、あとから深く変わっていく。
すぐに反応が出る人は、感覚が鋭く、身体の反応も早い。
それはとても良いこと。
でも同時に、表層の緊張がほどけただけ、ということもあります。
一方で、反応がゆっくりな人は、身体が慎重に、安全を確かめています。
簡単には動かない。
でも、一度動き始めると、その変化は戻りにくい。
すぐ変わらない人は、自分の内側を守る力が強い人が多い。
簡単に委ねない。
簡単に期待しない。
簡単に反応しない。
それは、変われないのではなく、丁寧に選んでいるということ。
ヒーリング整体では、変化のスピードを評価基準にはしません。
早いか、遅いか。
派手か、静かか。
それよりも大切なのは、その人の身体が、自分で選んで動いているかどうか。
すぐ変わらない人の身体は、一度、整い始めると、生活そのものが変わっていきます。
姿勢。
呼吸。
無理の仕方。
休み方。
気づけば、前と同じ状態に戻れなくなっている。
それは、深いところで組み替えが起きた証。
変化は、早ければいいわけではありません。
分かりやすければいいわけでもありません。
すぐ変わらない人ほど、身体は、本気で変わろうとしている。
その時間を待てること。
急がせないこと。
それもまた、ヒーリング整体の大切な姿勢です。
施術中、「どこを見ているんですか?」と聞かれることがあります。
身体のどこが歪んでいるか。
どこが悪いか。
どこを整えればいいか。
そう思われがちですが、私が見ているのは、“問題”そのものではありません。
まず見ているのは、その人の身体が、今どれくらい緊張しているか。
呼吸は、どこまで入っているか。
力は、どこで止まっているか。
安心していそうか、まだ気を張っていそうか。
触れる前から、身体はたくさんのことを教えてくれます。
次に見るのは、変化のスピード。
早く反応する人もいれば、しばらく何も起きない人もいます。
その速さに、良し悪しはありません。
むしろ、その人がどんなペースを持っているのかを知るための大切な情報。
施術中、大きな動きや反応がなくても、私は慌てません。
呼吸が少し変わった。
まばたきが増えた。
身体が、ほんの少し沈んだ。
そういう小さな変化を、静かに追い続けます。
逆に、分かりやすい反応が出たときほど、慎重になります。
一時的な反応なのか。
本当に、身体が選んだ動きなのか。
その見極めが大切。
施術中の反応の意味も、より立体的に見えてきます。
反応が早いのは、敏感だからかもしれない。
止まるのが苦手だからかもしれない。
動かないのは、鈍いからではなく、慎重だからかもしれない。
施術中に私が見ているのは、「変わったかどうか」ではありません。
今、どんな関わり方がその身体にとって安全か。
急がせていないか。
期待を乗せていないか。
こちらの都合を押しつけていないか。
それを、常に確認しています。
ヒーリング整体は、技術を披露する時間ではありません。
身体が、自分の力を使えるようになるまでの、伴走の時間。
施術中、私が見ているのは、答えではなく、その人の身体が選ぼうとしている方向です。
「身体を信じましょう」と言われると、少し苦しくなる人がいます。
信じたいけれど、信じられなかった経験がある。
期待して、裏切られたように感じたことがある。
痛みが続いた。
不調が長引いた。
良くなると思ったのに、また戻った。
そんな体験があると、身体を信じることは、簡単ではありません。
ヒーリング整体をしていると、「信じられない」という感覚を無理に変えようとしないことの大切さを感じます。
信じられないときに、信じようと頑張ると、それはまた緊張になります。
だからまずは、信じなくてもいい。
身体を信じられなくても、疑っていても、不安があってもいい。
整いは、信頼が完成してから起きるものではありません。
むしろ、疑いながらでも、距離を取りながらでも、身体はちゃんと反応します。
ヒーリング整体では、「身体を信じてください」とは言いません。
代わりに、小さな事実を一緒に確認します。
呼吸が少し深くなったこと。
力が抜けた場所があったこと。
さっきより楽な姿勢が見つかったこと。
それだけ。
信頼は、一気に持つものではなく、積み重なっていくもの。
慎重な人ほど、信頼を築くまでに時間がかかります。
でもそれは、弱さではありません。
丁寧さです。
身体を信じられないときの整え方は、信じることを目標にしないこと。
今、起きていることを、ただ事実として受け取る。
今日は、ここまで動けた。
今日は、ここで止まれた。
その積み重ねが、いつの間にか、「信じている」に変わっていきます。
信じられないときは、信じようとしなくていい。
身体は、それでも、ちゃんと応えてくれます。
ヒーリング整体について話すと、「どんな触れ方をするんですか?」と聞かれることがあります。
どのくらいの強さか。
どこに触れるのか。
どう動かすのか。
もちろん、それらも大切です。
でも私がいちばん大切にしているのは、触れ方そのものではありません。
それは、その身体に、どう向き合っているか。
触れる前から、身体はすでに多くの情報を出しています。
呼吸の速さ。
力の入り方。
間の取り方。
それを、「変えよう」として見るのか、「そのまま感じる」のかで、施術の質は大きく変わります。
ヒーリング整体では、触れた瞬間に何かを起こそうとはしません。
反応を引き出そうともしません。
まず、今の状態を邪魔しないこと。
身体は、こちらの意図にとても敏感です。
良くしてあげたい。
変えてあげたい。
早く楽にしてあげたい。
その気持ちが強すぎると、身体は無意識に、応えようとしてしまいます。
本当の反応ではなく、期待に合わせた反応を返してしまう。
だから私は、触れながらも、何も求めない姿勢を大切にしています。
触れ方より大切なのは、急がないこと。
決めつけないこと。
評価しないこと。
「こうあるべき」を置かずに、今ここで起きていることだけを見る。
答えを出すのが早い人ほど、身体も早く反応しようとします。
でも、整いはスピードでは起きません。
信頼されていると感じたとき、身体は、自分の力を使い始めます。
触れ方は、そのきっかけにすぎません。
大切なのは、その時間に流れている空気と、向き合い方。
ヒーリング整体で起きる変化は、技術の結果というより、関係性の結果。
だから私は、触れ方よりも、その身体をどう信じているかを、いちばん大切にしています。
ヒーリング整体を続けていると、変化が起きやすい人に、ある共通点があることに気づきます。
それは、特別な体質でも、意識の高さでもありません。
技術的に何かをうまくやっているわけでもない。
共通しているのは、とても静かな姿勢です。
変化が起きる人は、「どうにかしよう」としていません。
早く良くなろうとしない。
正解を求めすぎない。
自分の身体を、厳しく見張らない。
どこかで、身体に任せる余白を持っています。
ヒーリング整体の場でも、この違いははっきり出ます。
変わろうとしている人ほど、身体は緊張します。
変わらなくてもいいと思えたとき、身体は動き出します。
不思議に感じるかもしれませんが、これはよくあること。
身体は、急かされると守りに入ります。
信頼されると、自分の力を使い始めます。
変化が起きにくい人は、「ちゃんと向き合おう」と一生懸命な人が多い。
でも、一生懸命さは、ときに緊張になります。
一方で、変化が起きる人は、受け身でも、無関心でもありません。
ただ、今の状態を否定しない。
分からないままでもいい。
途中でもいい。
今日はここまででいい。
そう思える姿勢が、
結果として、身体に安心を与えます。
変化は、掴みにいくものではありません。
迎えにいくものでもない。
気づいたら、もう起きているもの。
ヒーリング整体で起きる変化は、努力の成果というより、力を抜いた結果に近い。
だからこそ、変化が起きる人に共通しているのは、「どうなっても大丈夫」という、静かな構え。
その姿勢があるとき、身体は、自分のタイミングで、動き始めます。
施術の途中で、「今は、何も起きていない感じがします」と言われることがあります。
動かしていない。
触れていない。
大きな変化も、分かりやすい反応もない。
確かに、外から見れば何も起きていないように見える時間です。
でもヒーリング整体では、この時間こそが、とても重要。
身体が、自分の判断で動き始める直前。
もしくは、すでに内側で調整を始めている最中です。
人の身体は、刺激があると反応します。
押されれば、押し返す。
導かれれば、ついていく。
でも、何も与えられなかったとき、
身体は初めて「自分はどうしたいか」を探し始めます。
この時間に起きているのは、目に見える動きではありません。
呼吸のリズムが変わる。
内臓の緊張が、少しずつほどける。
神経の興奮が、静まっていく。
とても静かで、本人も気づかないことが多い。
だから、「何も起きていない」と感じてしまう。
結果を早く確認したい人ほど、この時間が不安になります。
変わっているのか。
合っているのか。
無駄になっていないか。
でも、身体の変化は、評価されながら起きるものではありません。
むしろ、評価を手放したときに進みます。
ヒーリング整体では、この“間”を急がせません。
何かを起こそうとしない。
反応を引き出そうとしない。
ただ、その人の身体が自分で動き出すまで待つ。
この時間を越えると、ふとした変化が現れます。
ため息。
まばたき。
身体の沈み。
温度の変化。
それは、何も起きていなかった時間の結果。
整いは、静かなところから始まります。
何も起きていないように見える時間は、身体が、自分を立て直している時間。
外からは見えなくても、内側では、ちゃんと進んでいます。
ヒーリング整体について話すとき、「何をする施術ですか?」と聞かれることがあります。
けれど私は、まず「何をしていないか」から伝えたいと思っています。
ヒーリング整体は、無理に整えません。
引っ張りません。
正そうとしません。
良くさせようと、急がせません。
身体を変えることを、こちらの都合で決めない施術です。
不調があると、どうしても「原因」や「正解」を探したくなります。
ここが悪い。
これが足りない。
だから、こうすればいい。
でも身体は、そんな単純な仕組みではありません。
ヒーリング整体では、「ここが原因です」と断定しません。
「こうなります」と約束もしません。
代わりに、今その身体に起きていることを、静かに感じ取り続けます。
触れない時間があるのも、そのためです。
外から刺激を与えすぎると、身体は「応えよう」としてしまう。
本来の反応ではなく、期待に合わせた反応を返してしまう。
だから、何もしない時間を大切にします。
ヒーリング整体は、身体を導く施術ではありません。
身体が自分で動き出すのを、邪魔しない施術です。
「これで合っていますか?」そう聞かれることもあります。
でも、合っているかどうかを決めるのは、私ではありません。
呼吸が変わったか。
内側が動き出したか。
力が抜ける瞬間があったか。
その反応が、答えです。
「正しくありたい人」ほど、施術でも答えを求めがちです。
でも、ヒーリング整体には、正解はありません。
あるのは、その人の身体が選ぶタイミングだけ。
何もしないこと。
急がないこと。
変えようとしないこと。
それらを“しない”と決めているからこそ、身体は安心して、自分の力を使い始めます。
ヒーリング整体は、何かを与える施術ではありません。
すでにある力が、働けるようになるための、静かな環境をつくる施術です。
少し楽になると、どこかで不安になる人がいます。
こんなに力が抜けていていいのかな。
ちゃんとしていない気がする。
サボっているように見えないだろうか。
ヒーリング整体をしていると、「楽」という状態に、ブレーキをかけてしまう人をよく見かけます。
それは、楽でいること=怠けていること
頑張っているとき。
踏ん張っているとき。
力を入れているとき。
そういう状態のほうが、「ちゃんとしている」と感じられる。
でも、身体にとっての“ちゃんとしている”は、少し意味が違います。
力が抜けている。
呼吸が自然に流れている。
内臓が静かに動いている。
その状態は、怠けているのではなく、本来の働きに戻っているだけ。
楽になると、余白が生まれます。
余白ができると、今まで見えていなかったものが見えてくる。
それが、不安につながることもある。
だから無意識に、また力を入れたくなる。
頑張っている状態に戻ろうとする。
責任感が強い人ほど、楽になることに罪悪感を持ちやすい傾向があります。
でも、身体は楽な状態のときにこそ、回復し、調整し、次の動きを選べます。
楽でいることは、止まることではありません。
投げ出すことでもありません。
むしろ、無理を続けないための、大切な基盤。
ヒーリング整体では、「楽ですね」と声をかけたときに、涙が出る人もいます。
それは、怠けていたからではなく、ようやく力を抜けたから。
「楽=怠け」ではない。
「楽=整っている」。
そう身体が理解し始めたとき、回復は、さらに深く、静かに進んでいきます。
身体の声を大切にしよう。
無理をしないようにしよう。
感覚をちゃんと感じよう。
そう意識するようになってから、かえって疲れてしまう人がいます。
今はどう感じているだろう。
これは身体のサインだろうか。
無理していないだろうか。
気づけば、一日中、身体をチェックしている。
ヒーリング整体をしていると、この状態にいる人を、ときどき見かけます。
身体の声を聞くこと自体は、とても大切なこと。
でも、聞きすぎると、それは「見張る」ことに変わってしまいます。
本来、身体の声はずっと意識して拾い続けるものではありません。
喉が渇いたら水を飲む。
眠くなったら休む。
それくらい、さりげないやり取り。
でも、ちゃんと感じようと頑張りすぎると、身体は、また緊張します。
間違えたくない。
無理をしたくない。
サインを見逃したくない。
そう思うほど、感覚は固まりやすくなる。
真面目で感受性が高い人ほど、この状態に入りやすい傾向があります。
ちゃんと向き合おうとする。
丁寧に扱おうとする。
その姿勢自体は、とても優しい。
でも、身体は管理されたいわけではありません。
信頼されたい。
ヒーリング整体では、「感じよう」とする意識が緩んだときに、身体が一気に動き出すことがあります。
力を抜いた瞬間。
考えるのをやめた瞬間。
ただ、ぼんやりしたとき。
そのほうが、身体はよく話してくれます。
身体の声を聞くことは、真剣に向き合うことではなく、そばにいること。
聞きすぎて疲れたときは、一度、離れてみてもいい。
身体は、必要なときには、ちゃんと呼びかけてきます。
体調が良くなってくると、ほっとするはずなのに、なぜか不安になる人がいます。
もう少し様子を見たほうがいい気がする。
このまま良くなってしまって大丈夫だろうか。
また戻るんじゃないかという予感。
ヒーリング整体をしていると、この反応は、決して珍しくありません。
体調が悪いとき、人は「理由」を持てます。
休む理由。
無理をしない理由。
助けを求める理由。
でも良くなってくると、その理由が、少しずつ消えていく。
また動かなきゃいけない気がする。
また期待されるかもしれない。
前みたいに、頑張らなきゃいけないのではないか。
そう感じた瞬間、身体は、もう一度ブレーキをかけたくなります。
怖いのは、良くなることそのものではなく、「良くなったあとに戻る役割」。
責任感が強い人ほど、この怖さを感じやすい傾向があります。
調子が良い=ちゃんとしなきゃいけない。
元気=期待に応えなきゃいけない。
そう無意識に結びついていると、回復は、安心ではなく緊張になります。
でも、体調が良くなることは、元の場所に戻ることではありません。
同じペースに戻る必要も、同じ役割を引き受ける必要もない。
身体は、「もう一度頑張れるようになったよ」ではなく、「無理のない状態に戻ったよ」と伝えているだけ。
体調が良くなって怖くなるのは、弱さではありません。
変化をちゃんと感じ取れている証拠。
その怖さが出てきたら、一気に前へ進まなくていい。
ゆっくり、確かめながらでいい。
回復は、勢いよく走り出すことではなく、戻れる場所を持ったまま、少しずつ動き出すこと。
体調が良くなると怖くなる人は、本当は、自分の身体をとても大切にできる人です。
整いが始まると、安心するより先に、不安が顔を出すことがあります。
少し楽になったはずなのに、どこか落ち着かない。
前より静かなはずなのに、逆にソワソワする。
ヒーリング整体をしていると、この反応は、とてもよく見られます。
不安が出てくると、「まだ整っていないのかな」「何か足りないのかな」そう考えてしまいがちですが、実はこれも、整いの途中で起きる自然な反応。
人は、長く続けてきた状態に慣れています。
たとえそれが緊張や無理を含んでいたとしても、身体にとっては“知っている状態”。
整い始めると、その慣れた緊張が抜けていきます。
すると、今まであった支えがなくなったように感じる。
その空白に、不安が入り込む。
でもそれは、悪い兆しではありません。
身体が、新しい安定に移行しようとしている証。
先を予測して安心したい人ほど、この不安を「元に戻したほうがいいサイン」と受け取りやすい傾向があります。
でも、戻る必要はありません。
整い始めの不安は、壊れているサインではなく、切り替わっているサイン。
今までのやり方を一度、手放したからこそ出てくる感覚です。
このときに大切なのは、不安を消そうとしないこと。
安心しようと頑張らないこと。
ただ、今、何が変わったのかを感じる。
呼吸はどうか。
身体のどこに重さがあるか。
前より力が抜けている場所はどこか。
それに気づけたとき、不安は、少しずつ役目を終えていきます。
整いは、一直線では進みません。
揺れながら、確かめながら、少しずつ定着していきます。
整い始めの不安は、その過程に必ず現れる、通過点。
越えようとしなくていい。
感じたまま、通っていけばいい。
その先に、静かな安定があります。
整ってくると、「楽になった!」より先に、違和感が出ることがあります。
軽いだるさ。
ぼんやりする感じ。
今までと何かが違うような、落ち着かない感覚。
ヒーリング整体をしていると、この反応はとてもよく起きます。
でも多くの人は、そこで少し不安になります。
「ちゃんと良くなっているのかな」
「前より調子が悪くなった?」
「このままで大丈夫だろうか」
けれど、力が抜けたあとに訪れる違和感は、悪いサインではありません。
むしろ、長く続いていた緊張が終わった証。
ずっと入っていた力が抜けると、身体は一度、“支え直し”の時間に入ります。
今まで力で保っていた姿勢。
気合で動かしていた感覚。
無意識に耐えていた状態。
それらがなくなると、一瞬、頼りなく感じる。
でもそれは、崩れているのではなく、組み替えが起きている途中。
頑張ることで安定を保ってきた人ほど、この違和感を「失敗」と感じやすい傾向があります。
力を抜く=弱くなる
止まる=後退する
そんな感覚が、どこかに残っている。
でも実際には、身体は今、無理のない形に戻ろうとしています。
力が抜けたあとの違和感は、新しいバランスを探しているサイン。
すぐに元気にならなくていい。
分かりやすい変化がなくてもいい。
少し居心地が悪いくらいが、ちょうどいい途中経過。
その違和感の先に、自然な安定があります。
だから、急いで戻ろうとしなくていい。
前の感覚に引き返さなくていい。
力が抜けたあとに訪れる違和感は、整いが、ちゃんと進んでいる証拠です。
「整いましたね」と言われたとき、何がどう変わったのか、うまく言葉にできない人は多いと思います。
痛みが消えたわけでもない。
急に元気になったわけでもない。
ただ、どこかに戻ってきたような感覚。
ヒーリング整体をしていると、
私はその状態を「身体の中心に戻ってきている」と感じます。
身体の中心とは、お腹の奥だったり、背骨の内側だったり、人によって少しずつ違います。
でも共通しているのは、力が入っていないのに、安定していること。
整う前は、意識が外に向いていることが多い。
周りのこと。
やらなきゃいけないこと。
考え続けていること。
その状態では、身体の感覚は、頭や胸のあたりに集まりやすくなります。
ヒーリング整体の途中で、呼吸が下へ降りてくると、意識も一緒に下がってきます。
足の重さを感じる。
座っている感覚がはっきりする。
お腹の奥に、静かな重さが生まれる。
それが、中心に戻ってきているサイン。
このとき、「シャキッとする」わけではありません。
むしろ、少しぼんやりする人もいます。
でも、不安定ではない。
中心があると、揺れても戻れます。
外から何か起きても、全部を持っていかれない。
意識が上に集まりやすい人ほど、中心を見失いやすい傾向があります。
考えすぎる。
先を見すぎる。
人に合わせすぎる。
そうやって中心から離れても、戻る場所を身体が覚えていれば、大丈夫。
身体の中心に戻るとは、何かを頑張ることではなく、戻れる場所を思い出すこと。
整ったあとに感じる、あの静かな安定感は、その感覚が戻ってきた証拠です。
今日、何かを変えなくていい。
ただ、今どこに意識があるかを感じてみる。
それだけで、中心への道は、もう始まっています。
ヒーリング整体は、触れずに整える時間があります。
触れていない。
動かしていない。
声もかけていない。
けれどその時間こそ、身体がいちばん忙しく動いている瞬間だったりします。
触れない時間は、身体に任せる時間。
外から何かを加えないことで、内側の感覚が前に出てきます。
力を抜く場所。
呼吸が戻る場所。
内臓が動き出すタイミング。
それらは、指示されると止まってしまうことが多い。
「こうしてください」
「ここを緩めましょう」
その言葉があるだけで、身体は無意識に、応えようとしてしまいます。
触れない時間は、応えなくていい時間。
ヒーリング整体では、変えようとしないことで、変化が起きます。
最初は、何も起きていないように感じるかもしれません。
でもよく観察すると、
呼吸が変わる。
まばたきが増える。
お腹が小さく動く。
それは、身体が自分のペースを取り戻しているサイン。
「ちゃんと反応しなきゃ」と思いやすい人ほど、この時間に、最初は戸惑います。
何も求められていない。
何もしなくていい。
その状態に、慣れていない。
けれど、触れない時間を重ねるほど、身体は自分で動き始めます。
外から整えられるより、内側から整うほうが、ずっと静かで、深い。
触れない時間は、放置ではありません。
信頼です。
身体を信じること。
余計な介入をやめること。
その選択ができたとき、身体は、ちゃんと応えてくれます。
動かされるのではなく、動き出す。
触れない時間が、整いを進める理由は、そこにあります。
気持ちが動かないとき、私たちはつい「心の問題」だと思いがちです。
やる気が出ない。
楽しいと感じられない。
前みたいに気分が上がらない。
でもヒーリング整体をしていると、その背景に、内臓の静けさがあることをよく感じます。
内臓が元気に動いているとき、人の心は、自然と反応します。
お腹が空く。
眠くなる。
ほっとする。
なんとなく安心する。
それは感情というより、もっと手前の、生理的な反応。
けれど疲れがたまったり、緊張が続いたりすると、内臓は一時的に、動きを抑えます。
消化すること。
巡らせること。
外へ出すこと。
それらを最小限にして、まずは守りに入る。
すると、心も一緒に静かになります。
感情が湧きにくい。
考える気力が出ない。
何をしたいか分からない。
それは、怠けているわけでも、気持ちが弱っているわけでもありません。
内臓が、「今はエネルギーを使いすぎないで」とブレーキをかけている状態。
心で何とかしようとする人ほど、内臓の疲れに気づきにくい傾向があります。
気合いで動こうとする。
前向きに考えようとする。
理由を探そうとする。
でも、内臓が静かなままでは、心だけを動かすことはできません。
ヒーリング整体では、感情を無理に引き出そうとはしません。
まず、内臓の動きが戻るのを待ちます。
呼吸が深くなり、お腹が温かくなり、小さく音が鳴る。
そのあとで、気持ちは、自然とついてきます。
心が動かないときは、何かを変えようとしなくていい。
まずは、身体が動きたがっているかどうか。
内臓が静かなとき、心もまた、休んでいるだけ。
動き出すタイミングは、ちゃんと身体が知っています。
何かが起きたとき、私たちはまず、言葉で理解しようとします。
なぜこうなったのか。
原因は何か。
どうすればいいのか。
けれど実は、身体は言葉よりずっと早く、すでに気づいています。
調子を崩す前。
気持ちが追いつかなくなる前。
身体は、小さなサインを出しています。
なんとなく重い。
理由はないけど疲れる。
呼吸が浅い気がする。
同じところが、何度も張る。
それを、「気のせい」「まだ大丈夫」と頭で処理しているうちに、身体の声は、少しずつ大きくなっていきます。
ヒーリング整体をしていると、「自分のことが分からない」と話す方ほど、身体の反応がとてもはっきりしていることがあります。
触れる前から、呼吸が浅い。
力が抜けない。
内側が忙しい。
言葉では整理できていなくても、身体はすでに、状態を教えてくれている。
感じるより先に、考えるタイプの人ほど、身体のサインを後回しにしやすい傾向があります。
ちゃんと理由が分かってから。
納得してから。
説明できるようになってから。
そうしている間に、身体は一人で、頑張り続けてしまう。
整いが始まるとき、言葉が増えるわけではありません。
むしろ、考えが一瞬止まる。
説明しようとする気持ちが緩む。
そのとき、
身体はようやく主導権を取り戻します。
分からなくてもいい。
言葉にできなくてもいい。
今、どう感じているか。
それだけで、充分な情報です。
身体は、いつも先に知っています。
あとは、追いついていくだけ。
不調があると、「早く治したい」と思うのは、とても自然なことです。
元に戻りたい。
前みたいに動けるようになりたい。
この状態を終わらせたい。
けれどヒーリング整体をしていると、この「治したい」という気持ちが強いほど、身体が緊張をほどきにくくなる場面をよく見かけます。
治したい、という思いの奥には、今の状態を否定する感覚が含まれていることがあります。
この身体はダメだ。
この感覚は間違っている。
早く変えなければいけない。
そう思われていると、身体は安心できません。
身体にとって整うとは、正しくなることでも、理想に近づくことでもありません。
安全だと感じられること。
ヒーリング整体では、「良くしよう」とはしません。
まず、今の状態をそのまま受け取ります。
痛みがあるなら、あるまま。
重さがあるなら、あるまま。
それを無理に変えようとしないことで、身体はようやく、守るのをやめ始めます。
「治したい」が強い人ほど、頑張り続けてきた人が多いことが分かります。
ちゃんとしなきゃ。
迷惑をかけちゃいけない。
止まってはいけない。
そうやって進んできた人ほど、不調を「敵」にしてしまいやすい。
でも不調は、敵ではありません。
今のやり方では、守りきれなくなったというサイン。
治そうとしなくても、整いは起きます。
むしろ、治そうとする力を緩めたときに、身体は動き出します。
「この状態でも大丈夫」
そう感じられた瞬間、整いは、もう始まっています。
治したい、を手放すことは、諦めることではありません。
身体を信頼し直すこと。
そのとき、回復は、静かに、確実に進み始めます。
回復というと、急に元気になることや、不調が一気になくなることを想像しがちです。
けれど実際には、回復はとても静かに始まります。
見逃してしまいそうな、小さなサインとして。
ヒーリング整体をしていると、「あ、今、回復が動き出したな」と感じる瞬間があります。
それは、大きな変化ではありません。
ため息が出る。
お腹が鳴る。
まばたきが増える。
手足が少し温かくなる。
それだけのこと。
身体が、もう守り続けなくていいと判断したとき、まず起きるのは、緊張がほどける反応です。
「楽になった!」と感じる前に、一度、だるさが出ることもあります。
眠くなったり、ぼんやりしたり。
それも、回復の途中。
ずっと張りつめていたものが緩むと、身体は一度、力を抜きます。
その瞬間を、「調子が悪くなった」と勘違いしてしまう人も多い。
けれどそれは、止まれなかった身体が、ようやく止まれたというサイン。
回復のサインを受け取りにくい人には、共通する癖があります。
変化を早く求めすぎること。
良くなったかどうかを、
頭で確認しようとすること。
回復は、評価される前に、起きています。
呼吸が少し深い。
昨日より、力が抜けやすい。
理由はないけど、少し安心している。
それで充分。
回復が始まるとき、身体は大きな声を出しません。
だからこそ、小さな変化に気づける余白が大切。
「まだ完全じゃない」
そう思えるときほど、実はもう、動き出しています。
回復は、静かに、確実に、始まっています。
不調が出ると、どうしても「悪い状態」だと感じてしまいます。
早く治したい。
元に戻したい。
このまま続いたらどうしよう。
けれどヒーリング整体をしていると、不調の見え方が、少し変わってきます。
身体は、不調のときほど何かを守っています。
痛みが出る。
重だるさが続く。
息が浅くなる。
動きたくなくなる。
それらは、身体がサボっているサインではありません。
無理を止めるためのブレーキです。
例えば、緊張を続けすぎたとき。
気を張りっぱなしだったとき。
思考が前に出すぎたとき。
そのまま進めば、もっと深いところまで疲れてしまう。
だから身体は、一時的に動きを制限します。
不調は、「これ以上は危ない」という合図。
守っているのは、内臓の働きだったり、神経の余力だったり、感覚そのものだったりします。
ヒーリング整体では、不調を消そうとはしません。
まず、その状態が何を守ろうとしているのかを感じ取ります。
すると、力を抜くタイミングや、休む深さが、自然と見えてきます。
頑張れる。
やれてしまう。
止まらなくても大丈夫。
そういう人ほど、身体が代わりに止まります。
不調は、敵ではありません。
味方とも言い切れないけれど、とても正直な存在。
今のままでは守れなくなるものがある。
だから、知らせてくれている。
不調があるとき、まずできることは、早く良くしようとしないこと。
何を守ろうとしているのか。
どこを休ませたがっているのか。
そこに目を向けたとき、回復は、静かに動き出します。
身体は、いつも遅れてくるのではなく、一歩先で、守っています。
整いが始まる瞬間は、意外と分かりやすいところにあります。
それは、呼吸。
気持ちが落ち着いたから呼吸が変わる、と思われがちですが、実際にはその逆のことが多い。
呼吸が変わると、あとから心や身体がついてきます。
ヒーリング整体をしていると、最初に変化が出るのは、ほとんどの場合、呼吸です。
深呼吸をさせなくても、整えようとしなくても、ある瞬間から、息が自然に下へ降りていく。
胸だけでしていた呼吸が、お腹や背中のほうまで広がると、身体は「安全だ」と判断し始めます。
呼吸が浅いとき、それは怠けているわけでも、気合が足りないわけでもありません。
身体が、緊張を保つ必要があると感じているだけ。
考えごとが多いとき。
気を張り続けているとき。
無意識に頑張り続けているとき。
呼吸は、静かに止まりやすくなります。
だから整いは、頑張って深呼吸することから始まりません。
今、どこまで息が入っているか。
どこで止まっているか。
それに気づくこと。
それだけで、身体は少しずつ、力を抜く準備を始めます。
自分の癖を知っていると、「今、浅くなっているな」と早めに気づけるようになる。
呼吸が変わると、身体の中心が戻ってきます。
中心が戻ると、整いは自然に始まる。
今日、できることはひとつだけ。
呼吸を変えようとしなくていい。
ただ、感じてみる。
それだけで、
もう整いの入口には立っています。
「しっかり休んでいるのに、なぜか回復しない」
そんな感覚を持ったことがある人は、少なくないと思います。
睡眠時間は取れている。
横になっている時間もある。
それでも、身体の重さが抜けない。
ヒーリング整体をしていると、この状態の人に共通していることがあります。
それは、身体は休んでいても、意識が休めていないということ。
頭の中で、次の予定を考えていたり、過去の出来事を反芻していたり。
止まっているつもりでも、内側では、ずっと動き続けている。
もうひとつ多いのが、「回復しなきゃ」という気持ちが強いこと。
早く元に戻らなきゃ。
この状態はダメだ。
ちゃんと休めていないのかもしれない。
そう思えば思うほど、身体は緊張を解きにくくなります。
回復は、コントロールしようとすると遠ざかります。
本来、身体は必要なタイミングで、勝手に整います。
でもそのためには、“今の状態でも大丈夫”という感覚が必要。
ヒーリング整体では、まず「何もしなくていい」状態をつくります。
呼吸が変わり、内臓がゆっくり動き出し、ようやく身体が、休んでいいと判断する。
休むことと、回復することは、同じではありません。
回復は、身体が自分で選ぶもの。
休んでも回復しないときは、身体が悪いわけでも、休み方が間違っているわけでもありません。
まだ、力を抜く準備が整っていないだけ。
今日できることは、回復しようとするのを、少しやめてみること。
それだけで、身体の反応は、変わり始めます。
整う、という言葉には「何かを足す」「頑張る」「変わる」そんなイメージがつきやすい気がします。
けれどヒーリング整体をしていて、実際に起きていることは、少し違います。
身体が整うとき、多くの場合、何かを“やめています”。
無意識に入っていた力。
止め続けていた呼吸。
考えすぎて張りつめていた意識。
それらが、ふっと抜けていく。
施術中、「今、何かしましたか?」と聞かれることがあります。
でも、その瞬間に起きているのは、新しい刺激ではなく、今まで続けてきた緊張が終わること。
身体は、ずっと頑張っています。
本人が思っている以上に、耐えて、合わせて、こらえています。
だから整うとき、まず起きるのは「脱力」。
何かを得るより先に、何かを手放す。
呼吸が深くなるのも、内臓が動き出すのも、力を入れた結果ではありません。
やめても大丈夫だと、身体が判断した結果です。
星を通してその人の思考の癖を見ると、「やめるのが苦手」な人ほど、身体に緊張が残りやすいことが分かります。
ちゃんとしなきゃ。
休みすぎちゃいけない。
止まったらダメ。
そうやって続けてきたものを、一度、終わらせる。
整うとは、新しい自分になることではなく、本来の状態に戻ること。
だから、頑張らなくていい。
整えようとしなくていい。
身体が何をやめたがっているのか。
それに気づけたとき、整いは、静かに始まっています。
マナクレラで星を扱うと話すと、「未来が分かるんですか?」と聞かれることがあります。
けれど私が星を使う目的は、未来を当てることではありません。
その人が、どんな思考の癖を持っているのか。
どんな場面で、無理をしやすいのか。
どんなタイミングで、心や身体が緊張しやすいのか。
星は、それをとても分かりやすく教えてくれます。
例えば、
頑張りすぎてしまう人。
考えすぎて止まれなくなる人。
人に合わせすぎて、自分の感覚を後回しにしてしまう人。
それは性格の問題ではなく、もともと持っている“反応のクセ”。
星を見ることで、「だからこうなるんだ」と理解できると、自分を責めなくてすむようになります。
施術の場でも同じです。
身体が緊張しやすい人には、理由があります。
思考が先に動きやすい人ほど、呼吸や内臓の動きが後回しになりやすい。
星でその傾向を知っていると、施術中の変化も、日常の過ごし方も、ぐっと扱いやすくなります。
「こうしなきゃ」ではなく、「こういう傾向があるなら、こう過ごせばいい」。
星は、心づくりのための地図のようなもの。
ヒーリング整体で身体に触れながら、星でその人の内側の動きを理解する。
その両方がそろうと、変化は無理なく、静かに起きていきます。
未来を知るより、今の自分を扱えるようになること。
それが、マナクレラで星を使う理由です。
ヒーリング整体について話そうとすると、説明が難しいと感じることがあります。
何をしているのか。
どうして変化が起きるのか。
効果は何なのか。
けれど実は、私自身がいちばん大切にしているのは、「何をするか」よりも、「どう在るか」という部分です。
施術の時間は、何かを足す時間ではありません。
整えようと頑張る時間でもありません。
むしろ、余計なものが引いていくのを、静かに待つ時間。
身体は、とても賢いです。
こちらが何かをしなくても、整う準備ができたとき、ちゃんと動き出します。
だから私は、無理に変えようとしません。
正解を押しつけないようにしています。
「こうなってほしい」という期待を持ちすぎないように。
ただ、今その人の身体に起きていることを、丁寧に感じ取り続けるように。
緊張している場所。
呼吸が止まりやすいところ。
氣が集まりすぎているところ、逆に、抜けているところ。
それらを「問題」として見るのではなく、「今の状態」として受け取る。
すると不思議なことに、身体のほうから、少しずつ変わり始めます。
力が抜ける。
呼吸が深くなる。
内側のざわつきが静まる。
治そうとしていないのに、整っていく。
私はこの瞬間に、いつも身体への信頼を思い出します。
ヒーリング整体は、何かを与える施術ではありません。
本来、身体が持っている力を、邪魔しないための関わり方を大切に。
その静かな変化を、私はこれからも、必要な人に届けていきたいです。
派手さはなくても、確かに、深く届くものとして。
体調を崩したとき、「氣が落ちている」という言葉が、しっくりくる瞬間があります。
氣が落ちるとき、まず変わるのは、思考ではありません。
呼吸です。
呼吸が浅くなり、吐くよりも吸うほうが忙しくなる。
胸のあたりで止まり、お腹まで降りてこない。
それに引きずられるように、内臓の動きも、静かになります。
消化する力、巡らせる力、外へ出す力。
すべてが「省エネモード」に入る。
これは悪いことではありません。
身体が、今は守る時間だと判断しているサイン。
頭では「休もう」と思っていても、
氣はまだ外に向いたまま。
そのズレがあると、休んでいるはずなのに、回復しきらない感覚が残ります。
ヒーリング整体では、氣が落ちているときほど、無理に上げようとはしません。
上げるよりも、まず戻す。
散らばった感覚を、身体の中心に集める。
呼吸が深くなり、内臓がわずかに動き出し、「ここにいる」という感覚が戻ってくると、氣は自然と巡り始めます。
元気になる、というよりも、本来の位置に帰ってくる。
氣は、操作するものではなく、整うと、勝手に動き出すもの。
昨日より、ほんの少し呼吸が深い。本当は、このブログ。
1月1日から始めるつもりでした。
100日間、ブログを書くこと。
氣のこと、身体のこと、星のこと。
施術をしている私の内側で、日々起きていることを、少しずつ言葉にしていくこと。
けれど年明け早々、身体にブレーキがかかりました。
頭が重く、呼吸が浅く、思考がうまく働かない。
何かをしようとするより、「何もしない」を選ばざるを得ない状態。
2025年、ずっと動き続けていた体と思考。
年末年始に休みを取った、このタイミングで、身体はようやく止まりました。
身体は、意志だけではついてきません。
体調を崩したとき、身体は何かを拒否しているのではなく、 多くの場合、何かを守っています。
外に向きすぎた意識を、内側に引き戻すために。
散らばった感覚を、中心に集めるために。
この時間を過ごして、 これからやっていきたいことへの意識は、さらに深まりました。
「健康であること」
「普通に身体が動くこと」
「考えることができること」
それが、どれほど大きな幸せなのか。
そして「不調」が、どれほど人を不安にさせるのか。
改めて、身に染みて感じています。
そんな中で、私が持っている施術であるヒーリング整体は、 自分にとっても、とても心強い存在でした。
セルフで施術をしながら、 「必ず良くなる」と信じることができたこと。
不調の緩和や、回復の速さを感じられたこと。
そして同時に、 改めて思いました。
この施術は、これからも必要な人に、きちんと届けていきたい。
2026年からのことも、ぼんやりではなく、感覚として腑に落ちています。
休むことは大切。
それは、今も変わりません。
けれど今回、ふと感じたこともありました。
もしかしたら私は、 止まりすぎると調子を崩すタイプなのかもしれない、ということ。
マグロみたいに(笑)
完全に止まるより、 少しでも流れているほうが、 呼吸も、氣も、身体も、自然でいられる。
休むことと、動くこと。
どちらかではなく、その間を探していくこと。
それもまた、私にとっての整え方なのだと思います。
今日、1月3日。
ようやく呼吸が少し深くなり、 「書きたい」というより、「書けそう」という感覚が戻ってきました。
だから、ここから始めることにします。
完全じゃない状態から。
整いきっていない身体から。
施術も同じです。
一番大切なのは、調子のいいときではなく、 違和感が生まれた“その瞬間”に、何が起きているか。
この100日間は、 うまくいっている私の記録ではありません。
回復していく途中の私。
揺らぎながら、整っていく私の記録です。
氣は、静かに戻ります。
身体も、ちゃんと帰ってきます。
今日は、その入口の日。
【Day23】変化が起きる人に共通する姿勢
ヒーリング整体を続けていると、変化が起きやすい人に、ある共通点があることに気づきます。それは、特別な体質でも、
【Day24】触れ方より大切にしていること
ヒーリング整体について話すと、「どんな触れ方をするんですか?」と聞かれることがあります。どのくらいの強さか。ど
【Day25】身体を信じられないときの整え方
「身体を信じましょう」と言われると、少し苦しくなる人がいます。信じたいけれど、信じられなかった経験がある。 期
【Day26】施術中、私が見ているポイント
施術中、「どこを見ているんですか?」と聞かれることがあります。身体のどこが歪んでいるか。 どこが悪いか。 どこ
【Day27】すぐ変わらない人ほど、深く変わる
施術をしていると、変化の出方には、はっきりと違いがあります。触れた瞬間に、呼吸が変わる人。 身体が大きく反応す