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2026/01/31

整いが一時的に起きる人と、時間が経っても戻りにくい人。


ヒーリング整体を続けていると、その違いは、少しずつ見えてきます。

整いが定着する人に、特別な才能があるわけではありません。
意識が高いわけでも、努力家というわけでもない。

共通しているのは、とてもシンプルな特徴です。

それは、「戻ってもいい」と知っていること。


体調が少し崩れる日があっても、前みたいに全部ダメだと思わない。
疲れが出ても、自分を責めすぎない。

整いが定着する人は、波があることを前提にしています。


良い状態をずっとキープしようとしない。
完璧を目指さない。

その代わり、戻る場所を、身体が覚えている。


ヒーリング整体の施術中でも、定着していく人は、反応に一喜一憂しません。


今日は静かだった。
今日はよく分からなかった。
それでも、それをそのまま受け取れる。


整いが定着する人は、「意味づけ」を急がない傾向があります。


なぜこうなったのか。
これは良いのか悪いのか。
そうやって判断を急がない。


身体の変化を、ただの現象として扱える。

それが、結果的に、身体に安心を与えています。


整いが定着する人は、自分の身体をコントロールしようとしません。


管理しない。
監視しない。
修正し続けない。

代わりに、付き合っている。

今日はこうなんだな、と。


その姿勢が、整いを日常にしていきます。

整いは、特別な状態ではありません。


何度でも戻れる、いつもの場所。


整いが定着する人は、そこへ戻る道を、ちゃんと身体に覚えさせています。


2026/01/30

施術をしていると、変化の出方には、はっきりと違いがあります。


触れた瞬間に、呼吸が変わる人。
身体が大きく反応する人。
その場で「楽になった」と分かる人。


一方で、施術中はほとんど変化を感じない人もいます。

何も起きていないように見える。
本人も、「よく分からない」と言う。


そういうとき、「この人は変わりにくいのかな」と心配されることがあります。

でも、ヒーリング整体を続けていると、実は逆だと感じる場面が多い。

すぐ変わらない人ほど、あとから深く変わっていく。

すぐに反応が出る人は、感覚が鋭く、身体の反応も早い。

それはとても良いこと。
でも同時に、表層の緊張がほどけただけ、ということもあります。


一方で、反応がゆっくりな人は、身体が慎重に、安全を確かめています。

簡単には動かない。
でも、一度動き始めると、その変化は戻りにくい。


すぐ変わらない人は、自分の内側を守る力が強い人が多い。

簡単に委ねない。
簡単に期待しない。
簡単に反応しない。

それは、変われないのではなく、丁寧に選んでいるということ。


ヒーリング整体では、変化のスピードを評価基準にはしません。

早いか、遅いか。
派手か、静かか。

それよりも大切なのは、その人の身体が、自分で選んで動いているかどうか。

すぐ変わらない人の身体は、一度、整い始めると、生活そのものが変わっていきます。


姿勢。
呼吸。
無理の仕方。
休み方。

気づけば、前と同じ状態に戻れなくなっている。


それは、深いところで組み替えが起きた証。

変化は、早ければいいわけではありません。
分かりやすければいいわけでもありません。

すぐ変わらない人ほど、身体は、本気で変わろうとしている。


その時間を待てること。
急がせないこと。

それもまた、ヒーリング整体の大切な姿勢です。


2026/01/29

施術中、「どこを見ているんですか?」と聞かれることがあります。


身体のどこが歪んでいるか。
どこが悪いか。
どこを整えればいいか。


そう思われがちですが、私が見ているのは、“問題”そのものではありません。

まず見ているのは、その人の身体が、今どれくらい緊張しているか。


呼吸は、どこまで入っているか。
力は、どこで止まっているか。
安心していそうか、まだ気を張っていそうか。


触れる前から、身体はたくさんのことを教えてくれます。

次に見るのは、変化のスピード。

早く反応する人もいれば、しばらく何も起きない人もいます。

その速さに、良し悪しはありません。

むしろ、その人がどんなペースを持っているのかを知るための大切な情報。


施術中、大きな動きや反応がなくても、私は慌てません。


呼吸が少し変わった。
まばたきが増えた。
身体が、ほんの少し沈んだ。

そういう小さな変化を、静かに追い続けます。


逆に、分かりやすい反応が出たときほど、慎重になります。


一時的な反応なのか。
本当に、身体が選んだ動きなのか。

その見極めが大切。


施術中の反応の意味も、より立体的に見えてきます。


反応が早いのは、敏感だからかもしれない。
止まるのが苦手だからかもしれない。

動かないのは、鈍いからではなく、慎重だからかもしれない。


施術中に私が見ているのは、「変わったかどうか」ではありません。

今、どんな関わり方がその身体にとって安全か。

急がせていないか。
期待を乗せていないか。
こちらの都合を押しつけていないか。

それを、常に確認しています。


ヒーリング整体は、技術を披露する時間ではありません。

身体が、自分の力を使えるようになるまでの、伴走の時間。


施術中、私が見ているのは、答えではなく、その人の身体が選ぼうとしている方向です。


2026/01/28

「身体を信じましょう」と言われると、少し苦しくなる人がいます。


信じたいけれど、信じられなかった経験がある。
期待して、裏切られたように感じたことがある。

痛みが続いた。
不調が長引いた。
良くなると思ったのに、また戻った。


そんな体験があると、身体を信じることは、簡単ではありません。


ヒーリング整体をしていると、「信じられない」という感覚を無理に変えようとしないことの大切さを感じます。

信じられないときに、信じようと頑張ると、それはまた緊張になります。


だからまずは、信じなくてもいい。

身体を信じられなくても、疑っていても、不安があってもいい。

整いは、信頼が完成してから起きるものではありません。

むしろ、疑いながらでも、距離を取りながらでも、身体はちゃんと反応します。


ヒーリング整体では、「身体を信じてください」とは言いません。

代わりに、小さな事実を一緒に確認します。


呼吸が少し深くなったこと。
力が抜けた場所があったこと。
さっきより楽な姿勢が見つかったこと。

それだけ。


信頼は、一気に持つものではなく、積み重なっていくもの。


慎重な人ほど、信頼を築くまでに時間がかかります。

でもそれは、弱さではありません。
丁寧さです。


身体を信じられないときの整え方は、信じることを目標にしないこと。

今、起きていることを、ただ事実として受け取る。


今日は、ここまで動けた。
今日は、ここで止まれた。

その積み重ねが、いつの間にか、「信じている」に変わっていきます。


信じられないときは、信じようとしなくていい。

身体は、それでも、ちゃんと応えてくれます。


2026/01/27

ヒーリング整体について話すと、「どんな触れ方をするんですか?」と聞かれることがあります。


どのくらいの強さか。
どこに触れるのか。
どう動かすのか。

もちろん、それらも大切です。

でも私がいちばん大切にしているのは、触れ方そのものではありません。

それは、その身体に、どう向き合っているか。

触れる前から、身体はすでに多くの情報を出しています。

呼吸の速さ。
力の入り方。
間の取り方。


それを、「変えよう」として見るのか、「そのまま感じる」のかで、施術の質は大きく変わります。

ヒーリング整体では、触れた瞬間に何かを起こそうとはしません。
反応を引き出そうともしません。

まず、今の状態を邪魔しないこと。

身体は、こちらの意図にとても敏感です。


良くしてあげたい。
変えてあげたい。
早く楽にしてあげたい。

その気持ちが強すぎると、身体は無意識に、応えようとしてしまいます。


本当の反応ではなく、期待に合わせた反応を返してしまう。


だから私は、触れながらも、何も求めない姿勢を大切にしています。


触れ方より大切なのは、急がないこと。
決めつけないこと。
評価しないこと。

「こうあるべき」を置かずに、今ここで起きていることだけを見る。


答えを出すのが早い人ほど、身体も早く反応しようとします。

でも、整いはスピードでは起きません。

信頼されていると感じたとき、身体は、自分の力を使い始めます。

触れ方は、そのきっかけにすぎません。

大切なのは、その時間に流れている空気と、向き合い方。


ヒーリング整体で起きる変化は、技術の結果というより、関係性の結果。

だから私は、触れ方よりも、その身体をどう信じているかを、いちばん大切にしています。


2026/01/26

ヒーリング整体を続けていると、変化が起きやすい人に、ある共通点があることに気づきます。

それは、特別な体質でも、意識の高さでもありません。


技術的に何かをうまくやっているわけでもない。

共通しているのは、とても静かな姿勢です。


変化が起きる人は、「どうにかしよう」としていません。


早く良くなろうとしない。
正解を求めすぎない。
自分の身体を、厳しく見張らない。


どこかで、身体に任せる余白を持っています。


ヒーリング整体の場でも、この違いははっきり出ます。

変わろうとしている人ほど、身体は緊張します。

変わらなくてもいいと思えたとき、身体は動き出します。

不思議に感じるかもしれませんが、これはよくあること。


身体は、急かされると守りに入ります。
信頼されると、自分の力を使い始めます。


変化が起きにくい人は、「ちゃんと向き合おう」と一生懸命な人が多い。

でも、一生懸命さは、ときに緊張になります。

一方で、変化が起きる人は、受け身でも、無関心でもありません。


ただ、今の状態を否定しない。

分からないままでもいい。
途中でもいい。
今日はここまででいい。


そう思える姿勢が、
結果として、身体に安心を与えます。

変化は、掴みにいくものではありません。
迎えにいくものでもない。

気づいたら、もう起きているもの。


ヒーリング整体で起きる変化は、努力の成果というより、力を抜いた結果に近い。

だからこそ、変化が起きる人に共通しているのは、「どうなっても大丈夫」という、静かな構え。


その姿勢があるとき、身体は、自分のタイミングで、動き始めます。


2026/01/25

施術の途中で、「今は、何も起きていない感じがします」と言われることがあります。


動かしていない。
触れていない。
大きな変化も、分かりやすい反応もない。


確かに、外から見れば何も起きていないように見える時間です。


でもヒーリング整体では、この時間こそが、とても重要。


身体が、自分の判断で動き始める直前。
もしくは、すでに内側で調整を始めている最中です。


人の身体は、刺激があると反応します。

押されれば、押し返す。
導かれれば、ついていく。


でも、何も与えられなかったとき、
身体は初めて「自分はどうしたいか」を探し始めます。


この時間に起きているのは、目に見える動きではありません。


呼吸のリズムが変わる。
内臓の緊張が、少しずつほどける。
神経の興奮が、静まっていく。

とても静かで、本人も気づかないことが多い。


だから、「何も起きていない」と感じてしまう。


結果を早く確認したい人ほど、この時間が不安になります。


変わっているのか。
合っているのか。
無駄になっていないか。


でも、身体の変化は、評価されながら起きるものではありません。

むしろ、評価を手放したときに進みます。


ヒーリング整体では、この“間”を急がせません。


何かを起こそうとしない。
反応を引き出そうとしない。

ただ、その人の身体が自分で動き出すまで待つ。


この時間を越えると、ふとした変化が現れます。


ため息。
まばたき。
身体の沈み。
温度の変化。


それは、何も起きていなかった時間の結果。

整いは、静かなところから始まります。


何も起きていないように見える時間は、身体が、自分を立て直している時間。

外からは見えなくても、内側では、ちゃんと進んでいます。


2026/01/24

ヒーリング整体について話すとき、「何をする施術ですか?」と聞かれることがあります。


けれど私は、まず「何をしていないか」から伝えたいと思っています。


ヒーリング整体は、無理に整えません。

引っ張りません。
正そうとしません。
良くさせようと、急がせません。


身体を変えることを、こちらの都合で決めない施術です。


不調があると、どうしても「原因」や「正解」を探したくなります。

ここが悪い。
これが足りない。
だから、こうすればいい。


でも身体は、そんな単純な仕組みではありません。


ヒーリング整体では、「ここが原因です」と断定しません。
「こうなります」と約束もしません。


代わりに、今その身体に起きていることを、静かに感じ取り続けます。


触れない時間があるのも、そのためです。


外から刺激を与えすぎると、身体は「応えよう」としてしまう。
本来の反応ではなく、期待に合わせた反応を返してしまう。

だから、何もしない時間を大切にします。


ヒーリング整体は、身体を導く施術ではありません。

身体が自分で動き出すのを、邪魔しない施術です。

「これで合っていますか?」そう聞かれることもあります。


でも、合っているかどうかを決めるのは、私ではありません。


呼吸が変わったか。
内側が動き出したか。
力が抜ける瞬間があったか。


その反応が、答えです。


「正しくありたい人」ほど、施術でも答えを求めがちです。

でも、ヒーリング整体には、正解はありません。


あるのは、その人の身体が選ぶタイミングだけ。


何もしないこと。
急がないこと。
変えようとしないこと。


それらを“しない”と決めているからこそ、身体は安心して、自分の力を使い始めます。

ヒーリング整体は、何かを与える施術ではありません。


すでにある力が、働けるようになるための、静かな環境をつくる施術です。


2026/01/23

少し楽になると、どこかで不安になる人がいます。


こんなに力が抜けていていいのかな。
ちゃんとしていない気がする。
サボっているように見えないだろうか。


ヒーリング整体をしていると、「楽」という状態に、ブレーキをかけてしまう人をよく見かけます。

それは、楽でいること=怠けていること

という感覚が、身体のどこかに残っているから。


頑張っているとき。
踏ん張っているとき。
力を入れているとき。


そういう状態のほうが、「ちゃんとしている」と感じられる。

でも、身体にとっての“ちゃんとしている”は、少し意味が違います。


力が抜けている。
呼吸が自然に流れている。
内臓が静かに動いている。


その状態は、怠けているのではなく、本来の働きに戻っているだけ。

楽になると、余白が生まれます。

余白ができると、今まで見えていなかったものが見えてくる。


それが、不安につながることもある。

だから無意識に、また力を入れたくなる。
頑張っている状態に戻ろうとする。


責任感が強い人ほど、楽になることに罪悪感を持ちやすい傾向があります。

でも、身体は楽な状態のときにこそ、回復し、調整し、次の動きを選べます。


楽でいることは、止まることではありません。
投げ出すことでもありません。

むしろ、無理を続けないための、大切な基盤。


ヒーリング整体では、「楽ですね」と声をかけたときに、涙が出る人もいます。


それは、怠けていたからではなく、ようやく力を抜けたから。


「楽=怠け」ではない。
「楽=整っている」。

そう身体が理解し始めたとき、回復は、さらに深く、静かに進んでいきます。


2026/01/22

身体の声を大切にしよう。

無理をしないようにしよう。
感覚をちゃんと感じよう。


そう意識するようになってから、かえって疲れてしまう人がいます。


今はどう感じているだろう。
これは身体のサインだろうか。
無理していないだろうか。

気づけば、一日中、身体をチェックしている。


ヒーリング整体をしていると、この状態にいる人を、ときどき見かけます。

身体の声を聞くこと自体は、とても大切なこと。
でも、聞きすぎると、それは「見張る」ことに変わってしまいます。


本来、身体の声はずっと意識して拾い続けるものではありません。


喉が渇いたら水を飲む。
眠くなったら休む。

それくらい、さりげないやり取り。

でも、ちゃんと感じようと頑張りすぎると、身体は、また緊張します。


間違えたくない。
無理をしたくない。
サインを見逃したくない。


そう思うほど、感覚は固まりやすくなる。


真面目で感受性が高い人ほど、この状態に入りやすい傾向があります。


ちゃんと向き合おうとする。
丁寧に扱おうとする。
その姿勢自体は、とても優しい。

でも、身体は管理されたいわけではありません。


信頼されたい。


ヒーリング整体では、「感じよう」とする意識が緩んだときに、身体が一気に動き出すことがあります。


力を抜いた瞬間。
考えるのをやめた瞬間。
ただ、ぼんやりしたとき。


そのほうが、身体はよく話してくれます。

身体の声を聞くことは、真剣に向き合うことではなく、そばにいること。


聞きすぎて疲れたときは、一度、離れてみてもいい。

身体は、必要なときには、ちゃんと呼びかけてきます。


2026/01/21

体調が良くなってくると、ほっとするはずなのに、なぜか不安になる人がいます。


もう少し様子を見たほうがいい気がする。
このまま良くなってしまって大丈夫だろうか。
また戻るんじゃないかという予感。


ヒーリング整体をしていると、この反応は、決して珍しくありません。

体調が悪いとき、人は「理由」を持てます。


休む理由。
無理をしない理由。
助けを求める理由。


でも良くなってくると、その理由が、少しずつ消えていく。


また動かなきゃいけない気がする。
また期待されるかもしれない。
前みたいに、頑張らなきゃいけないのではないか。

そう感じた瞬間、身体は、もう一度ブレーキをかけたくなります。


怖いのは、良くなることそのものではなく、「良くなったあとに戻る役割」。


責任感が強い人ほど、この怖さを感じやすい傾向があります。


調子が良い=ちゃんとしなきゃいけない。
元気=期待に応えなきゃいけない。

そう無意識に結びついていると、回復は、安心ではなく緊張になります。


でも、体調が良くなることは、元の場所に戻ることではありません。

同じペースに戻る必要も、同じ役割を引き受ける必要もない。


身体は、「もう一度頑張れるようになったよ」ではなく、「無理のない状態に戻ったよ」と伝えているだけ。


体調が良くなって怖くなるのは、弱さではありません。
変化をちゃんと感じ取れている証拠。

その怖さが出てきたら、一気に前へ進まなくていい。
ゆっくり、確かめながらでいい。


回復は、勢いよく走り出すことではなく、戻れる場所を持ったまま、少しずつ動き出すこと。

体調が良くなると怖くなる人は、本当は、自分の身体をとても大切にできる人です。


2026/01/20

整いが始まると、安心するより先に、不安が顔を出すことがあります。


少し楽になったはずなのに、どこか落ち着かない。
前より静かなはずなのに、逆にソワソワする。


ヒーリング整体をしていると、この反応は、とてもよく見られます。


不安が出てくると、「まだ整っていないのかな」「何か足りないのかな」そう考えてしまいがちですが、実はこれも、整いの途中で起きる自然な反応。


人は、長く続けてきた状態に慣れています。

たとえそれが緊張や無理を含んでいたとしても、身体にとっては“知っている状態”。


整い始めると、その慣れた緊張が抜けていきます。
すると、今まであった支えがなくなったように感じる。

その空白に、不安が入り込む。


でもそれは、悪い兆しではありません。

身体が、新しい安定に移行しようとしている証。


先を予測して安心したい人ほど、この不安を「元に戻したほうがいいサイン」と受け取りやすい傾向があります。

でも、戻る必要はありません。

整い始めの不安は、壊れているサインではなく、切り替わっているサイン。


今までのやり方を一度、手放したからこそ出てくる感覚です。

このときに大切なのは、不安を消そうとしないこと。

安心しようと頑張らないこと。

ただ、今、何が変わったのかを感じる。


呼吸はどうか。
身体のどこに重さがあるか。
前より力が抜けている場所はどこか。


それに気づけたとき、不安は、少しずつ役目を終えていきます。

整いは、一直線では進みません。
揺れながら、確かめながら、少しずつ定着していきます。


整い始めの不安は、その過程に必ず現れる、通過点。


越えようとしなくていい。
感じたまま、通っていけばいい。

その先に、静かな安定があります。


2026/01/19

整ってくると、「楽になった!」より先に、違和感が出ることがあります。


軽いだるさ。
ぼんやりする感じ。
今までと何かが違うような、落ち着かない感覚。


ヒーリング整体をしていると、この反応はとてもよく起きます。

でも多くの人は、そこで少し不安になります。


「ちゃんと良くなっているのかな」
「前より調子が悪くなった?」
「このままで大丈夫だろうか」


けれど、力が抜けたあとに訪れる違和感は、悪いサインではありません。


むしろ、長く続いていた緊張が終わった証。

ずっと入っていた力が抜けると、身体は一度、“支え直し”の時間に入ります。


今まで力で保っていた姿勢。
気合で動かしていた感覚。
無意識に耐えていた状態。


それらがなくなると、一瞬、頼りなく感じる。

でもそれは、崩れているのではなく、組み替えが起きている途中。


頑張ることで安定を保ってきた人ほど、この違和感を「失敗」と感じやすい傾向があります。


力を抜く=弱くなる
止まる=後退する


そんな感覚が、どこかに残っている。

でも実際には、身体は今、無理のない形に戻ろうとしています。


力が抜けたあとの違和感は、新しいバランスを探しているサイン。


すぐに元気にならなくていい。
分かりやすい変化がなくてもいい。


少し居心地が悪いくらいが、ちょうどいい途中経過。

その違和感の先に、自然な安定があります。


だから、急いで戻ろうとしなくていい。
前の感覚に引き返さなくていい。


力が抜けたあとに訪れる違和感は、整いが、ちゃんと進んでいる証拠です。


2026/01/18

「整いましたね」と言われたとき、何がどう変わったのか、うまく言葉にできない人は多いと思います。


痛みが消えたわけでもない。
急に元気になったわけでもない。

ただ、どこかに戻ってきたような感覚。


ヒーリング整体をしていると、
私はその状態を「身体の中心に戻ってきている」と感じます。


身体の中心とは、お腹の奥だったり、背骨の内側だったり、人によって少しずつ違います。


でも共通しているのは、力が入っていないのに、安定していること。

整う前は、意識が外に向いていることが多い。


周りのこと。
やらなきゃいけないこと。
考え続けていること。


その状態では、身体の感覚は、頭や胸のあたりに集まりやすくなります。


ヒーリング整体の途中で、呼吸が下へ降りてくると、意識も一緒に下がってきます。


足の重さを感じる。
座っている感覚がはっきりする。
お腹の奥に、静かな重さが生まれる。

それが、中心に戻ってきているサイン。


このとき、「シャキッとする」わけではありません。
むしろ、少しぼんやりする人もいます。

でも、不安定ではない。


中心があると、揺れても戻れます。
外から何か起きても、全部を持っていかれない。


意識が上に集まりやすい人ほど、中心を見失いやすい傾向があります。


考えすぎる。
先を見すぎる。
人に合わせすぎる。


そうやって中心から離れても、戻る場所を身体が覚えていれば、大丈夫。

身体の中心に戻るとは、何かを頑張ることではなく、戻れる場所を思い出すこと。


整ったあとに感じる、あの静かな安定感は、その感覚が戻ってきた証拠です。


今日、何かを変えなくていい。
ただ、今どこに意識があるかを感じてみる。

それだけで、中心への道は、もう始まっています。


2026/01/17

ヒーリング整体は、触れずに整える時間があります。


触れていない。
動かしていない。
声もかけていない。


けれどその時間こそ、身体がいちばん忙しく動いている瞬間だったりします。

触れない時間は、身体に任せる時間。

外から何かを加えないことで、内側の感覚が前に出てきます。


力を抜く場所。
呼吸が戻る場所。
内臓が動き出すタイミング。


それらは、指示されると止まってしまうことが多い。


「こうしてください」
「ここを緩めましょう」

その言葉があるだけで、身体は無意識に、応えようとしてしまいます。

触れない時間は、応えなくていい時間。


ヒーリング整体では、変えようとしないことで、変化が起きます。

最初は、何も起きていないように感じるかもしれません。


でもよく観察すると、

呼吸が変わる。
まばたきが増える。
お腹が小さく動く。


それは、身体が自分のペースを取り戻しているサイン。


「ちゃんと反応しなきゃ」と思いやすい人ほど、この時間に、最初は戸惑います。


何も求められていない。
何もしなくていい。
その状態に、慣れていない。


けれど、触れない時間を重ねるほど、身体は自分で動き始めます。

外から整えられるより、内側から整うほうが、ずっと静かで、深い。

触れない時間は、放置ではありません。
信頼です。


身体を信じること。
余計な介入をやめること。

その選択ができたとき、身体は、ちゃんと応えてくれます。


動かされるのではなく、動き出す。

触れない時間が、整いを進める理由は、そこにあります。


2026/01/15

気持ちが動かないとき、私たちはつい「心の問題」だと思いがちです。


やる気が出ない。
楽しいと感じられない。
前みたいに気分が上がらない。


でもヒーリング整体をしていると、その背景に、内臓の静けさがあることをよく感じます。

内臓が元気に動いているとき、人の心は、自然と反応します。

お腹が空く。
眠くなる。
ほっとする。
なんとなく安心する。


それは感情というより、もっと手前の、生理的な反応。

けれど疲れがたまったり、緊張が続いたりすると、内臓は一時的に、動きを抑えます。


消化すること。
巡らせること。
外へ出すこと。


それらを最小限にして、まずは守りに入る。

すると、心も一緒に静かになります。

感情が湧きにくい。
考える気力が出ない。
何をしたいか分からない。


それは、怠けているわけでも、気持ちが弱っているわけでもありません。

内臓が、「今はエネルギーを使いすぎないで」とブレーキをかけている状態。


心で何とかしようとする人ほど、内臓の疲れに気づきにくい傾向があります。


気合いで動こうとする。
前向きに考えようとする。
理由を探そうとする。


でも、内臓が静かなままでは、心だけを動かすことはできません。


ヒーリング整体では、感情を無理に引き出そうとはしません。
まず、内臓の動きが戻るのを待ちます。


呼吸が深くなり、お腹が温かくなり、小さく音が鳴る。

そのあとで、気持ちは、自然とついてきます。


心が動かないときは、何かを変えようとしなくていい。
まずは、身体が動きたがっているかどうか。


内臓が静かなとき、心もまた、休んでいるだけ。

動き出すタイミングは、ちゃんと身体が知っています。


2026/01/14

何かが起きたとき、私たちはまず、言葉で理解しようとします。


なぜこうなったのか。
原因は何か。
どうすればいいのか。


けれど実は、身体は言葉よりずっと早く、すでに気づいています。


調子を崩す前。
気持ちが追いつかなくなる前。
身体は、小さなサインを出しています。


なんとなく重い。
理由はないけど疲れる。
呼吸が浅い気がする。
同じところが、何度も張る。

それを、「気のせい」「まだ大丈夫」と頭で処理しているうちに、身体の声は、少しずつ大きくなっていきます。


ヒーリング整体をしていると、「自分のことが分からない」と話す方ほど、身体の反応がとてもはっきりしていることがあります。


触れる前から、呼吸が浅い。
力が抜けない。
内側が忙しい。


言葉では整理できていなくても、身体はすでに、状態を教えてくれている。

感じるより先に、考えるタイプの人ほど、身体のサインを後回しにしやすい傾向があります。


ちゃんと理由が分かってから。
納得してから。
説明できるようになってから。


そうしている間に、身体は一人で、頑張り続けてしまう。


整いが始まるとき、言葉が増えるわけではありません。


むしろ、考えが一瞬止まる。
説明しようとする気持ちが緩む。

そのとき、
身体はようやく主導権を取り戻します。


分からなくてもいい。
言葉にできなくてもいい。

今、どう感じているか。
それだけで、充分な情報です。


身体は、いつも先に知っています。

あとは、追いついていくだけ。


2026/01/13

不調があると、「早く治したい」と思うのは、とても自然なことです。


元に戻りたい。
前みたいに動けるようになりたい。
この状態を終わらせたい。


けれどヒーリング整体をしていると、この「治したい」という気持ちが強いほど、身体が緊張をほどきにくくなる場面をよく見かけます。

治したい、という思いの奥には、今の状態を否定する感覚が含まれていることがあります。


この身体はダメだ。
この感覚は間違っている。
早く変えなければいけない。


そう思われていると、身体は安心できません。

身体にとって整うとは、正しくなることでも、理想に近づくことでもありません。


安全だと感じられること。


ヒーリング整体では、「良くしよう」とはしません。
まず、今の状態をそのまま受け取ります。


痛みがあるなら、あるまま。
重さがあるなら、あるまま。


それを無理に変えようとしないことで、身体はようやく、守るのをやめ始めます。


「治したい」が強い人ほど、頑張り続けてきた人が多いことが分かります。


ちゃんとしなきゃ。
迷惑をかけちゃいけない。
止まってはいけない。


そうやって進んできた人ほど、不調を「敵」にしてしまいやすい。


でも不調は、敵ではありません。
今のやり方では、守りきれなくなったというサイン。


治そうとしなくても、整いは起きます。

むしろ、治そうとする力を緩めたときに、身体は動き出します。


「この状態でも大丈夫」
そう感じられた瞬間、整いは、もう始まっています。


治したい、を手放すことは、諦めることではありません。
身体を信頼し直すこと。


そのとき、回復は、静かに、確実に進み始めます。


2026/01/12

回復というと、急に元気になることや、不調が一気になくなることを想像しがちです。

けれど実際には、回復はとても静かに始まります。

見逃してしまいそうな、小さなサインとして。


ヒーリング整体をしていると、「あ、今、回復が動き出したな」と感じる瞬間があります。
それは、大きな変化ではありません。


ため息が出る。
お腹が鳴る。
まばたきが増える。
手足が少し温かくなる。

それだけのこと。


身体が、もう守り続けなくていいと判断したとき、まず起きるのは、緊張がほどける反応です。

「楽になった!」と感じる前に、一度、だるさが出ることもあります。

眠くなったり、ぼんやりしたり。

それも、回復の途中。


ずっと張りつめていたものが緩むと、身体は一度、力を抜きます。
その瞬間を、「調子が悪くなった」と勘違いしてしまう人も多い。


けれどそれは、止まれなかった身体が、ようやく止まれたというサイン。



回復のサインを受け取りにくい人には、共通する癖があります。

変化を早く求めすぎること。
良くなったかどうかを、
頭で確認しようとすること。


回復は、評価される前に、起きています。


呼吸が少し深い。

昨日より、力が抜けやすい。
理由はないけど、少し安心している。

それで充分。


回復が始まるとき、身体は大きな声を出しません。
だからこそ、小さな変化に気づける余白が大切。


「まだ完全じゃない」
そう思えるときほど、実はもう、動き出しています。


回復は、静かに、確実に、始まっています。


2026/01/11

不調が出ると、どうしても「悪い状態」だと感じてしまいます。


早く治したい。
元に戻したい。
このまま続いたらどうしよう。


けれどヒーリング整体をしていると、不調の見え方が、少し変わってきます。

身体は、不調のときほど何かを守っています。


痛みが出る。
重だるさが続く。
息が浅くなる。
動きたくなくなる。


それらは、身体がサボっているサインではありません。
無理を止めるためのブレーキです。


例えば、緊張を続けすぎたとき。
気を張りっぱなしだったとき。
思考が前に出すぎたとき。


そのまま進めば、もっと深いところまで疲れてしまう。
だから身体は、一時的に動きを制限します。


不調は、「これ以上は危ない」という合図。


守っているのは、内臓の働きだったり、神経の余力だったり、感覚そのものだったりします。

ヒーリング整体では、不調を消そうとはしません。

まず、その状態が何を守ろうとしているのかを感じ取ります。

すると、力を抜くタイミングや、休む深さが、自然と見えてきます。


頑張れる。
やれてしまう。
止まらなくても大丈夫。


そういう人ほど、身体が代わりに止まります。


不調は、敵ではありません。
味方とも言い切れないけれど、とても正直な存在。


今のままでは守れなくなるものがある。
だから、知らせてくれている。


不調があるとき、まずできることは、早く良くしようとしないこと。


何を守ろうとしているのか。
どこを休ませたがっているのか。


そこに目を向けたとき、回復は、静かに動き出します。

身体は、いつも遅れてくるのではなく、一歩先で、守っています。


2026/01/10

整いが始まる瞬間は、意外と分かりやすいところにあります。


それは、呼吸。


気持ちが落ち着いたから呼吸が変わる、と思われがちですが、実際にはその逆のことが多い。

呼吸が変わると、あとから心や身体がついてきます。


ヒーリング整体をしていると、最初に変化が出るのは、ほとんどの場合、呼吸です。

深呼吸をさせなくても、整えようとしなくても、ある瞬間から、息が自然に下へ降りていく。


胸だけでしていた呼吸が、お腹や背中のほうまで広がると、身体は「安全だ」と判断し始めます。

呼吸が浅いとき、それは怠けているわけでも、気合が足りないわけでもありません。


身体が、緊張を保つ必要があると感じているだけ。


考えごとが多いとき。
気を張り続けているとき。
無意識に頑張り続けているとき。

呼吸は、静かに止まりやすくなります。


だから整いは、頑張って深呼吸することから始まりません。


今、どこまで息が入っているか。
どこで止まっているか。
それに気づくこと。


それだけで、身体は少しずつ、力を抜く準備を始めます。



自分の癖を知っていると、「今、浅くなっているな」と早めに気づけるようになる。

呼吸が変わると、身体の中心が戻ってきます。

中心が戻ると、整いは自然に始まる。


今日、できることはひとつだけ。
呼吸を変えようとしなくていい。
ただ、感じてみる。


それだけで、
もう整いの入口には立っています。


2026/01/09

「しっかり休んでいるのに、なぜか回復しない」
そんな感覚を持ったことがある人は、少なくないと思います。


睡眠時間は取れている。
横になっている時間もある。
それでも、身体の重さが抜けない。


ヒーリング整体をしていると、この状態の人に共通していることがあります。

それは、身体は休んでいても、意識が休めていないということ。


頭の中で、次の予定を考えていたり、過去の出来事を反芻していたり。

止まっているつもりでも、内側では、ずっと動き続けている。


もうひとつ多いのが、「回復しなきゃ」という気持ちが強いこと。


早く元に戻らなきゃ。
この状態はダメだ。
ちゃんと休めていないのかもしれない。


そう思えば思うほど、身体は緊張を解きにくくなります。


回復は、コントロールしようとすると遠ざかります。

本来、身体は必要なタイミングで、勝手に整います。

でもそのためには、“今の状態でも大丈夫”という感覚が必要。


ヒーリング整体では、まず「何もしなくていい」状態をつくります。


呼吸が変わり、内臓がゆっくり動き出し、ようやく身体が、休んでいいと判断する。

休むことと、回復することは、同じではありません。

回復は、身体が自分で選ぶもの。

休んでも回復しないときは、身体が悪いわけでも、休み方が間違っているわけでもありません。


まだ、力を抜く準備が整っていないだけ。


今日できることは、回復しようとするのを、少しやめてみること。
それだけで、身体の反応は、変わり始めます。


2026/01/08

整う、という言葉には「何かを足す」「頑張る」「変わる」そんなイメージがつきやすい気がします。


けれどヒーリング整体をしていて、実際に起きていることは、少し違います。


身体が整うとき、多くの場合、何かを“やめています”。


無意識に入っていた力。

止め続けていた呼吸。

考えすぎて張りつめていた意識。


それらが、ふっと抜けていく。


施術中、「今、何かしましたか?」と聞かれることがあります。

でも、その瞬間に起きているのは、新しい刺激ではなく、今まで続けてきた緊張が終わること。


身体は、ずっと頑張っています。


本人が思っている以上に、耐えて、合わせて、こらえています。


だから整うとき、まず起きるのは「脱力」。

何かを得るより先に、何かを手放す。


呼吸が深くなるのも、内臓が動き出すのも、力を入れた結果ではありません。


やめても大丈夫だと、身体が判断した結果です。


星を通してその人の思考の癖を見ると、「やめるのが苦手」な人ほど、身体に緊張が残りやすいことが分かります。


ちゃんとしなきゃ。

休みすぎちゃいけない。

止まったらダメ。


そうやって続けてきたものを、一度、終わらせる。


整うとは、新しい自分になることではなく、本来の状態に戻ること。


だから、頑張らなくていい。

整えようとしなくていい。


身体が何をやめたがっているのか。

それに気づけたとき、整いは、静かに始まっています。


2026/01/06

マナクレラで星を扱うと話すと、「未来が分かるんですか?」と聞かれることがあります。


けれど私が星を使う目的は、未来を当てることではありません。

その人が、どんな思考の癖を持っているのか。
どんな場面で、無理をしやすいのか。
どんなタイミングで、心や身体が緊張しやすいのか。

星は、それをとても分かりやすく教えてくれます。


例えば、
頑張りすぎてしまう人。
考えすぎて止まれなくなる人。
人に合わせすぎて、自分の感覚を後回しにしてしまう人。

それは性格の問題ではなく、もともと持っている“反応のクセ”。


星を見ることで、「だからこうなるんだ」と理解できると、自分を責めなくてすむようになります。


施術の場でも同じです。
身体が緊張しやすい人には、理由があります。
思考が先に動きやすい人ほど、呼吸や内臓の動きが後回しになりやすい。


星でその傾向を知っていると、施術中の変化も、日常の過ごし方も、ぐっと扱いやすくなります。

「こうしなきゃ」ではなく、「こういう傾向があるなら、こう過ごせばいい」。


星は、心づくりのための地図のようなもの。


ヒーリング整体で身体に触れながら、星でその人の内側の動きを理解する。

その両方がそろうと、変化は無理なく、静かに起きていきます。


未来を知るより、今の自分を扱えるようになること。

それが、マナクレラで星を使う理由です。


2026/01/05

ヒーリング整体について話そうとすると、説明が難しいと感じることがあります。


何をしているのか。
どうして変化が起きるのか。
効果は何なのか。


けれど実は、私自身がいちばん大切にしているのは、「何をするか」よりも、「どう在るか」という部分です。


施術の時間は、何かを足す時間ではありません。
整えようと頑張る時間でもありません。


むしろ、余計なものが引いていくのを、静かに待つ時間。

身体は、とても賢いです。
こちらが何かをしなくても、整う準備ができたとき、ちゃんと動き出します。


だから私は、無理に変えようとしません。
正解を押しつけないようにしています。
「こうなってほしい」という期待を持ちすぎないように。

ただ、今その人の身体に起きていることを、丁寧に感じ取り続けるように。


緊張している場所。
呼吸が止まりやすいところ。
氣が集まりすぎているところ、逆に、抜けているところ。


それらを「問題」として見るのではなく、「今の状態」として受け取る。


すると不思議なことに、身体のほうから、少しずつ変わり始めます。


力が抜ける。
呼吸が深くなる。
内側のざわつきが静まる。


治そうとしていないのに、整っていく。


私はこの瞬間に、いつも身体への信頼を思い出します。


ヒーリング整体は、何かを与える施術ではありません。
本来、身体が持っている力を、邪魔しないための関わり方を大切に。


その静かな変化を、私はこれからも、必要な人に届けていきたいです。


派手さはなくても、確かに、深く届くものとして。


2026/01/04

体調を崩したとき、「氣が落ちている」という言葉が、しっくりくる瞬間があります。

元気がない、やる気が出ない、というよりも、身体の中の“流れ”が、どこかで滞っている感覚。


氣が落ちるとき、まず変わるのは、思考ではありません。
呼吸です。


呼吸が浅くなり、吐くよりも吸うほうが忙しくなる。
胸のあたりで止まり、お腹まで降りてこない。

それに引きずられるように、内臓の動きも、静かになります。

消化する力、巡らせる力、外へ出す力。
すべてが「省エネモード」に入る。


これは悪いことではありません。
身体が、今は守る時間だと判断しているサイン。


頭では「休もう」と思っていても、
氣はまだ外に向いたまま。

そのズレがあると、休んでいるはずなのに、回復しきらない感覚が残ります。


ヒーリング整体では、氣が落ちているときほど、無理に上げようとはしません。

上げるよりも、まず戻す。

散らばった感覚を、身体の中心に集める。

呼吸が深くなり、内臓がわずかに動き出し、「ここにいる」という感覚が戻ってくると、氣は自然と巡り始めます。


元気になる、というよりも、本来の位置に帰ってくる。

氣は、操作するものではなく、整うと、勝手に動き出すもの。

昨日より、ほんの少し呼吸が深い。

それだけで、今日は充分です。

2026/01/03

 本当は、このブログ。 

1月1日から始めるつもりでした。


 100日間、ブログを書くこと。

 氣のこと、身体のこと、星のこと。

 施術をしている私の内側で、日々起きていることを、少しずつ言葉にしていくこと。


 けれど年明け早々、身体にブレーキがかかりました。 

頭が重く、呼吸が浅く、思考がうまく働かない。 

何かをしようとするより、「何もしない」を選ばざるを得ない状態。 


 2025年、ずっと動き続けていた体と思考。

 年末年始に休みを取った、このタイミングで、身体はようやく止まりました。 


 身体は、意志だけではついてきません。 

体調を崩したとき、身体は何かを拒否しているのではなく、 多くの場合、何かを守っています。 

 外に向きすぎた意識を、内側に引き戻すために。

 散らばった感覚を、中心に集めるために。


 この時間を過ごして、 これからやっていきたいことへの意識は、さらに深まりました。

 「健康であること」

 「普通に身体が動くこと」

 「考えることができること」 


 それが、どれほど大きな幸せなのか。 

そして「不調」が、どれほど人を不安にさせるのか。

 改めて、身に染みて感じています。 


 そんな中で、私が持っている施術であるヒーリング整体は、 自分にとっても、とても心強い存在でした。 

セルフで施術をしながら、 「必ず良くなる」と信じることができたこと。 

不調の緩和や、回復の速さを感じられたこと。


 そして同時に、 改めて思いました。 

この施術は、これからも必要な人に、きちんと届けていきたい。

 2026年からのことも、ぼんやりではなく、感覚として腑に落ちています。


 休むことは大切。 

それは、今も変わりません。

 けれど今回、ふと感じたこともありました。

 もしかしたら私は、 止まりすぎると調子を崩すタイプなのかもしれない、ということ。 

マグロみたいに(笑)


 完全に止まるより、 少しでも流れているほうが、 呼吸も、氣も、身体も、自然でいられる。 

 休むことと、動くこと。 

どちらかではなく、その間を探していくこと。 

それもまた、私にとっての整え方なのだと思います。


 今日、1月3日。

 ようやく呼吸が少し深くなり、 「書きたい」というより、「書けそう」という感覚が戻ってきました。

 だから、ここから始めることにします。 

 完全じゃない状態から。

 整いきっていない身体から。


 施術も同じです。 

一番大切なのは、調子のいいときではなく、 違和感が生まれた“その瞬間”に、何が起きているか。

 この100日間は、 うまくいっている私の記録ではありません。

 回復していく途中の私。

 揺らぎながら、整っていく私の記録です。 


 氣は、静かに戻ります。

 身体も、ちゃんと帰ってきます。 


 今日は、その入口の日。