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体調を崩したとき、「氣が落ちている」という言葉が、しっくりくる瞬間があります。
氣が落ちるとき、まず変わるのは、思考ではありません。
呼吸です。
呼吸が浅くなり、吐くよりも吸うほうが忙しくなる。
胸のあたりで止まり、お腹まで降りてこない。
それに引きずられるように、内臓の動きも、静かになります。
消化する力、巡らせる力、外へ出す力。
すべてが「省エネモード」に入る。
これは悪いことではありません。
身体が、今は守る時間だと判断しているサイン。
頭では「休もう」と思っていても、
氣はまだ外に向いたまま。
そのズレがあると、休んでいるはずなのに、回復しきらない感覚が残ります。
ヒーリング整体では、氣が落ちているときほど、無理に上げようとはしません。
上げるよりも、まず戻す。
散らばった感覚を、身体の中心に集める。
呼吸が深くなり、内臓がわずかに動き出し、「ここにいる」という感覚が戻ってくると、氣は自然と巡り始めます。
元気になる、というよりも、本来の位置に帰ってくる。
氣は、操作するものではなく、整うと、勝手に動き出すもの。
昨日より、ほんの少し呼吸が深い。
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