【Day88】前と同じでいられない日
2026/04/01ふと気づくことがあります。
今までと同じように過ごしているのに、どこかしっくりこない。
無理をしていたわけでもない。
特別なことをしたわけでもない。
それでも、「前と同じでいられない」と感じる日。
ヒーリング整体をしていると、この感覚は、整いが進んでいるときに現れやすい変化です。
身体は、一度変化を経験すると、以前と同じ状態に完全には戻れなくなります。
呼吸の深さを知った身体は、浅い呼吸に違和感を持つようになる。
力が抜ける感覚を知ると、無意識の緊張が気になり始める。
それは不調ではなく、感覚が繊細になっている状態。
でもその変化は、少し戸惑いも生みます。
前はできていたことが、今は少しきつく感じる。
前は気にならなかったことが、今は引っかかる。
そのとき人は、「戻らなきゃ」と思うことがあります。
前の自分のほうが楽だった。
前のほうがやれていた。
でも実際には戻ろうとしても同じようには戻れません。
身体がもう、違う感覚を知っているから。
人は成長や変化の途中で、この「違和感の時期」を通ります。
どちらにも完全には馴染めない、少し不安定な時間。
でもこの期間は、新しい状態に身体が慣れていくための大切なプロセスです。
ヒーリング整体でも、整いが深まるほど、感覚は細かくなります。
良くなるというのは、何も感じなくなることではありません。
むしろ逆で、感じられるようになること。
だから、前と同じでいられないときは、無理に戻ろうとしなくていい。
その違和感は、崩れているのではなく、変化の途中。
身体は、少しずつ新しい状態に馴染んでいきます。
前と同じでいられない日は、次の自分に移っているサイン。
その揺れを通りながら、整いは静かに深まっていきます。