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【Day20】「楽=怠け」ではない

2026/01/23

少し楽になると、どこかで不安になる人がいます。


こんなに力が抜けていていいのかな。
ちゃんとしていない気がする。
サボっているように見えないだろうか。


ヒーリング整体をしていると、「楽」という状態に、ブレーキをかけてしまう人をよく見かけます。

それは、楽でいること=怠けていること

という感覚が、身体のどこかに残っているから。


頑張っているとき。
踏ん張っているとき。
力を入れているとき。


そういう状態のほうが、「ちゃんとしている」と感じられる。

でも、身体にとっての“ちゃんとしている”は、少し意味が違います。


力が抜けている。
呼吸が自然に流れている。
内臓が静かに動いている。


その状態は、怠けているのではなく、本来の働きに戻っているだけ。

楽になると、余白が生まれます。

余白ができると、今まで見えていなかったものが見えてくる。


それが、不安につながることもある。

だから無意識に、また力を入れたくなる。
頑張っている状態に戻ろうとする。


責任感が強い人ほど、楽になることに罪悪感を持ちやすい傾向があります。

でも、身体は楽な状態のときにこそ、回復し、調整し、次の動きを選べます。


楽でいることは、止まることではありません。
投げ出すことでもありません。

むしろ、無理を続けないための、大切な基盤。


ヒーリング整体では、「楽ですね」と声をかけたときに、涙が出る人もいます。


それは、怠けていたからではなく、ようやく力を抜けたから。


「楽=怠け」ではない。
「楽=整っている」。

そう身体が理解し始めたとき、回復は、さらに深く、静かに進んでいきます。