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【Day13】緊張が抜ける瞬間に起きること

緊張が抜ける瞬間は、とても静かです。


劇的な変化が起きるわけでも、「楽になった!」とすぐに分かるわけでもありません。


ヒーリング整体をしていると、その瞬間は、ふとした反応として現れます。


ため息が出る。
まぶたが重くなる。
手足の力が、わずかに抜ける。
身体が、少しだけ沈む。


本人は、「今、何か変わりましたか?」と聞かれても、よく分からないことがほとんど。

でも身体は、はっきり反応しています。


緊張が抜けるというのは、力を抜くことではありません。
守るのをやめる、という選択に近い。

これ以上、気を張らなくてもいい。
ここでは安全だ。
今は、耐えなくていい。


身体がそう判断したとき、緊張は、自然に終わります。

その直後に起きやすいのが、少しのだるさや、眠気。
場合によっては、感情がふっと浮かぶこともあります。

それは、今まで抑えられていたものが、一度、表に出ようとする動き。

悪くなったわけではありません。


むしろ、次の段階に入ったサインです。


緊張が抜けにくい人には、共通点があります。

ちゃんとしていたい。
迷惑をかけたくない。
自分より先に、周りを優先してしまう。


そうやって長く緊張を保ってきた人ほど、抜ける瞬間を「何もしないこと」と誤解しやすい。

でも実際には、その一瞬で、身体はとても大きな仕事をしています。


緊張が抜けたあと、すぐに元気になるとは限りません。
けれど、回復のスイッチは、確かに入っています。


何かを変えたからではなく、やめることができたから。


緊張が抜ける瞬間は、整いが、静かに次の段階へ進む合図。

見逃しやすいけれど、とても大切な、一歩です。